タカラバコ

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だれか わたしを 騙せ

わたしのことを騙してくれる人に、心を開きすぎたみたい。敵にわたしの武器ぜんぶ渡しちゃったような気分、次に攻撃されたらもう完敗だよ。せっかく騙してくれてたのに、騙されてるフリができなくなった。もう今までみたいに騙してもらえないね。


嘘をついてほしいわけじゃない。どうしてイラナイ嘘をつくのかなぁ。嘘をもらって幸せになるのに、「これは嘘だよ」ってバラされてすごく哀しくなるね。嘘だってちゃんと分かってるから、そのまま微笑んでいてくれたらいいのに、隠し通してくれたらいいのに。「これは嘘じゃないよ」なんて嘘は、もっとついてほしくないよ。騙すのはトクイなのに、隠すのはヘタクソだとすこし傷つく。
ちょっとだけホントならいいのになって思う。嘘で埋め尽くさないですこし余白を残してくれたら嬉しい、それが嘘でもホントでもいいからさ。妄想できる余地をくれ。


重たくてカタチあるものよりも、カタチのない不確かなもののほうが魅力的に思えるときもあるでしょ。たとえば、押しつぶされそうなくらいにハッキリとした「きみが好きだよ」の言葉を きちんと受け止めて失くさないよう大事にするよりも、耳に通すことも目で見ることもできない「きみが好きだよ」の言葉と一緒に流されてるくらいのほうが幸せなときもあるよ。嘘だって分かってるけど「ホントだったらどうしよう」なんて思えるくらいがちょうどいい。

カタチのないものって、カタチがないから価値があるわけで、クッキリ見えるようになってしまったらそれはもう別のものだし、完全に溶けてしまったら失くなってしまうし、ものすごく儚いね。そのままキープなんてできないもん。
そんな曖昧で儚いモノや気持ちに出会える瞬間ってそう簡単にあることではないから、だから、出会えたときにはそこに溶け込める自分でありたいし、そんな曖昧さをつくりだしてくれたのが カタチある空間や人間だったらそれをすごく大事にしたいって思う。矛盾してるかな。すぐ好きになっちゃうのが悪いクセだ〜。


優しい人は優しい顔をしてなかったりするし、悪い人ほど優しい顔して近づいてきたりするから難しいなって思う。優しい人ほど嘘つくのがヘタクソだったりするし、汚い人ほど誰も傷つけずに嘘つき通してくれたりするし。
それが嘘でもホントでも、実はものすごく悪い人だったとしても、この人になら騙されてもいいかなぁって思えたら、それ以上はないよ。



隣にいるあの子はきっと、私よりも騙されるのがうまい。ふたりでなにをしてるのか私には見えないけど、なにをしてるのか分かっちゃいけないことは なんとなく、分かった。

さっきから目の前にいる彼が変わらず微笑みかけてくる。 知らないフリをしていたのは私なのか、彼のほうなのか、それとも私が知らないフリしてることにも気づかないフリをしてくれていたのか、はたまた私も彼もほんとうに何も知らないのか。
でも私の背中にある光景も彼にはぜんぶ見えてたでしょ。それでも同じ表情で微笑み続けてくれた彼はほんとうに何も気づいていないのか。
私がほんとうに騙されているのは、目の前にいる彼なのか…?

当の本人はなんにも知らないのがちょっと憎い。でもなんにも知らないままでいいよ。隣にいたあの子は幸せそうな顔してた、と思う。


そっちが本気で騙しにくるなら、こっちだって本気で騙されにいくよ。

でも、嘘も好きになりすぎると、いつの間にかどんどん心開いてるね。「嘘だって知ってるよ」なんて口滑らせてしまうね。騙されてるフリができなくなった。私の負けだね。


何言ってるのか分からなくなってきたから寝る。


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毎月ダラダラと1ヶ月のライブの思い出書いてたけど、インスタの使い方が定まってきたので、ブログはこういう感じになりました(?)

ツイッターにもインスタにもブログにも、3回もおんなじこと書いても面白くないでしょ(笑)

眠い、起きたら更新したこと後悔してるかもしれない、、また何か長い文章が書きたくなったら更新しにくるよ〜〜